2024.03.08
アクティブラーナーズコース2年生の必修科目に「チームトライアル」があります。この科目はチームで社会課題を見つけ課題解決を行う授業で、チームで働く力を養成する実践実習です。身近な社会活動として、ALコースに日頃から関わっている9名の教員が日頃から取り組んでいる社会活動を、この授業のプロジェクトテーマとして提供します。学生はその中の1つのプロジェクトに参加することで、仲間と協力して設計・実践・省察のサイクルを実践していきます。
今回は、1つのプロジェクトとして春休み期間に実施した「Project No.15 アジアを学ぶ(タイ・バンコック編)」について紹介します。このプロジェクトは、徳澤教授が関わっているプロジェクトで、今年で5年目になります。アジアでは、経済成長に伴って、高度な博物館、動物園、水族館などが建設され、そこでは、最先端の展示とその技術を見ることができます。今回は、ASEANの中心に位置するバンコクとその近郊の館園を見学しました。また、高所得層(外国人を含む)が居住するスクンビット地区、インドやイスラム系住民などの中低所得層が居住するバーンカピ地区において、大学などの教育機関、寺院、市場などのさまざまなセクターでの見学や交流を実施しました。
この現地実習に参加したのはアクティブラーナーズコース2年生の齋藤翔夢君と橋本和樹君の2名で,2人はそれぞれ昆虫調査と建築物調査の課題に取り組み、日本ではできない体験を数多く経験し、多くのことを得た活動となりました。